メジャー第１弾シングル『蒼天ディライト／ドリームビート』が本日店着と相成ったWiennersが、でんぱ組.incと対バン！
知っている人は知っているとおり、でんぱ組の“でんぱれーどJAPAN”や“でんでんぱっしょん”はWiennersの玉屋2060%が楽曲提供しているわけで、“でんぱれーどJAPAN”にいたっては演奏もWiennersがやっているわけで、だからこういう2マンがもっと前に実現していてもよかったわけだけど、やっぱりこのタイミングになったのは必然だったのだと思う。

というか、あえて書くけど、この２マンがもし１年前に行われていたとしたら、たぶんWiennersはでんぱ組に負けていたはずだ。
でも今日のWiennersは、でんぱ組のファンを前にしても少しも引かず、むしろ積極的にぶつかっていって、サイリウムを振らせて、そして生演奏で本人たちと“でんぱれーどJAPAN”をセッションした。
その上で、「ミュージックシーンを変える」「壁をぶち壊す」という、バンドでずーっと言い続けてきたメッセージを、堂々と伝えきった。
実際、今日、Wiennersは「壁」をひとつぶち壊してみせたのだ。
必死こいて曲をつくり、必死こいてライヴを磨き、必死こいて大きなものと向きあおうとしてきた彼らの歩みが、ひとつ結実したような感慨を感じるイベントだった。
Wienners、ここからだ。

あと、Wiennersの紅一点MAXの存在感がぐいぐい出ていて、観ながら「こいつアイドルとマジで張り合う気だ……」と勝手にゾクゾクしておりました。
すごくいいと思います。だって、その気合いのおかげで明らかにバンドのエネルギーが増していたから。（小川）