3人に会って話を訊きいてきましたよ〜!
テーマは11月13日(水)にリリースとなるデビューアルバム『SHISHAMO』について。自主制作CD『卒業制作』を今年のはじめにリリースした後、高校を卒業し、全国をツアーでまわり、そして自分たちの表現ととことん向き合って辿り着いたというアルバムです。
で、この新作を聴いて思ったのが、宮崎朝子(Vo・G)の書く歌詞はよりヴィヴィッドになり、メロディはよりポップにスウィートに躍動し、3人の奏でる音のひとつひとつがくっきりと立つようになってきているということ。そしてそんなサウンドを使って、彼女たちは日常の風景を描くのではなく、実はどこか薄皮一枚隔てたキラッキラに輝く「理想郷」を見事に描いている。現実から一歩向こう側の「希望」の世界へ歩み寄ろうとする――彼女たちは、「ポップ」を鳴らすものとして健全で力強い意志を持つバンドなんだと思う。
インタヴューは10月30日(水)発売のJAPANに掲載します!(塩澤)