ちょうど、ライムスターをフィーチャリングした新曲”Sky is the Limit”のPVが公開されたlecca。

http://www.youtube.com/watch?v=9jtnpBgKc1Y&feature=youtu.be


これ、観てもらえばわかるけど、名曲誕生ですよ。
ライムスの客演曲は過去にも数多くあれど、宇多丸師匠がここまでレゲエマナーで韻踏みまくるインパクトはかつてないし、Mummy-Dがいったん曲をスロー再生みたいにして徐々にBPM戻しながらラップするスキルにもぞくぞくする。そして何よりも、leccaとライムスターって、似てるよなあと思った。曲とかジャンルとかじゃなくて、物事に対する姿勢が。一切ブレないし、一切媚びない。だから4人のグルーヴの混ざり方に、違和感が全然ない。むしろ、これまで共演曲がなかったのが不思議なくらいだ。

で、これが収録されるアルバム『TOP JUNCTION』のインタヴューを、この前やってきました。写真は渋谷の街を見下ろすlecca様です。

個人的に彼女のインタヴューは久しぶりだったんだけど、前から一切変わらない舌鋒の鋭さが気持ちよかった。leccaはダンスホールレゲエの歌姫でありラップするディージェイでもあるわけだけど、そんなジャンルはどうでもよくて、この人にとっての音楽は、常にクソみたいな現実と向き合うための武器であり続けている。そこが素晴らしいといつも思う。

そして、最新作が、また気持ちいいくらいのロック・アルバムなのだ。
発売は12月11日。インタヴューは11月30日発売のJAPANにて読めます。
お楽しみに！（松村）