アルバム『Anderson』ツアーの東京公演、shibuya eggmanに行ってきました!
テスラは泣かない。のメンバーは鹿児島在住でなかなか東京でライヴを観る機会がないので、今日もとても楽しみにしていたのだが、期待通り、いや、それ以上の素晴らしさだった。
4人が作り出すグルーヴはやっぱりすごい磁力を持っていて、問答無用にテスラの世界に引き込まれてしまう。
屋台骨のベース&ドラムはエネルギッシュで動物的であり、リフレインするピアノの響きには理性とか知性が宿っていて、それらが何の違和感もなく融合しているテスラの音楽は、人間という存在そのものを表しているように感じる。
そして時に咆哮するような村上学のボーカルは、「今こうして生きる歓び」を叫んでいるようで、胸が熱くなる。
今日の彼らを観てそんな思いを深めたし、そういうスケールを感じさせるバンドってなかなかいない。
ぜひとも注目してほしい逸材です。
しかしMCで村上が、ラジオに出演した際に「自分たちの音楽を一言で表すなら?」という質問を受けて「マグマロック」と答えた、というエピソードには笑いつつも膝を打った。
(注:鹿児島といえば桜島、桜島といえばマグマということです。)
ステージではシャツを着ているメンバーですが、革ジャン着て熱いロックする人にも負けない、ほんとにマグマみたいな温度のロックンロールをかます人たちなんです。
『Anderson』に収録されている”Shake your hands saying good bye”を貼っときます。
生きる希望を感じさせてくれる曲。
(小新井)