アジカン潔レーベルよりデビューのBIGNOUNに初取材&レコ発ライヴを観た!

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BIGNOUN(ビッグナウン)に初取材をしてきました!
来年、1月15日にASIAN KUNG-FU GENERATION/PHONO TONESの伊地知潔が主催するレーベルmonochro recordsより第二弾アーティストとしてデビューする彼ら。

レコ発ライヴ直前の楽屋にお邪魔して、結成のきっかけから今のバンドの状態などいろいろと訊かせてもらった。金佑龍(ex.cutman-booche)、中嶋康孝(スピカ)、河原真(ROCK'A’TRENCH)、脇山広介(tobaccojuice,Liquid)からなる4人組で、サウンドはクールだけど、じっくり聴くとかなり熱い音楽を鳴らしているとても格好いいバンドだ。詳しくは、今月末12月28日発売のJAPAN2月号でインタビューを掲載するので是非ともチェックを!


そして、取材当日は彼らBIGNOUNのレコ発ライヴと先輩でもあるPHONO TONESのツアーファイナル公演の2本立てライヴが。

まず始めに登場したのはBIGNOUN。
メンバー全員がカチッと決まった黒スーツで現れ、アルバム収録曲“Wherever”でスタート。軽快に走るベース音が心地よい少しレゲエ調の明るいこの曲で会場の空気を一気に華やかにしていく。続いてアルバムの1曲目に収録されている、彼らの高度な音楽センスが炸裂する痛快ナンバー“Responsibility”でBIGNOUNのクールさが際立ち場内のオーディエンスを圧倒。レコ発であり、PHONO TONESとのツーマンライヴでもある今夜の会場には、初めて彼らを観るお客さんも沢山いたからか、メンバーも口にしていたが、始め少し緊張感が漂っていた。けれど、“Love Love Love”や“ラララ”といったお客さんとのコール&レスポンスも楽しめる楽曲が投下され、しだいにお互いの距離感が縮まっていった。ラストは“FRICTION”。一聴しただけで耳から離れなくなる美メロが心地よいこの曲で爽やかに、かつ彼らの存在を十二分に印象付けるステージの幕を下ろした。

続いて、この日ツアーファイナルを向かえたPHONO TONESが登場。
渋谷WWW一杯のお客さんが今か今かと待ち構える中、メンバーがステージに。BIGNOUNとは対照的にカジュアルな出で立ちにふっと心が和らぐ。1曲目はカンフー映画さながらのMVでも話題となった“Saturday 少林 Fever”。この曲が持つ破壊力はやはり凄い!会場のお客さんも自由に体をゆらし彼らの音楽を楽しんでいる姿が印象的だった。そして、間髪入れずに披露されたのは宮下広輔のペダルスチールの優美なサウンドと軽快なメロディに心を掴まれる“CRUISE”。さらに中盤には“石川町ファイヤー”など激しく疾走する楽曲もあれば、後半には前作『PHONO TONES has come!』に収録されている“Hello and Goodbye”など、じんわりと染み入るスローナンバーも披露してくれた。アンコールには金佑龍がゲストボーカルとして参加した“Carubbean Express”が演奏され、もちろんBIGNOUNとしてステージを終えた金も参加しての大団円となった。


写真は上からインタビュー後のBIGNOUNのメンバー。
真ん中がBIGNOUNのライヴ写真。
下がPHONO TONESのライヴ写真です。
(ライヴ写真=Tetsuya Yamakawa)


BIGNOUN、PHONO TONES、レーベルメイトとはいえ、始まりと終わりを祝う不思議な組み合わせのライヴではあったが、それぞれがとても気持ちの良いステージを観させてくれた。今後の彼らの活動にも注目していきたい、そんな一夜となった。(渡辺)
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