渋谷WWWにて、SHISHAMOが初のワンマンライヴを敢行!
今年の3月、「高校卒業前のラストライヴ」で彼女たちのパフォーマンスを初めて観たのだが(http://ro69.jp/blog/japan/80365)、その時とは比べ物にならない素晴らしさ。純粋に、3人のアーティストとしての成長に胸が熱くなる、そんなライヴでした。
ひとつひとつの音が鋭く立っているし、力強い。アンサンブルの「バンド感」みたいなものが圧倒的に高まっていた。そして何といっても、宮崎朝子(Vo・G)のヴォーカル。キュートでピュアな魅力はそのままに、この日の彼女は、「憂い」や「儚さ」もちゃんと歌として届けてくれていた。どんどん表情の増す、そのヴォーカルの魅力を感じ取れただけでも、ライヴに足を運んだ甲斐があった――そう思えた人も多かったはず。
SHISHAMOの物語にとって最初の到達点となった昨夜のライヴは、同時に、もっと大きなステージへ向けてのスタート地点でもある。彼女たちの音楽がもっともっと、広がってほしい。(塩澤)