ローリング・ストーンズ展のポスターをロンドン地下鉄&バス広告監査機関が検閲!

★ザ・ローリング・ストーンズの初の大規模な展示会『EXHIBITIONISM』が、
2016年4月6日からロンドンの「Saatchi Gallery(英国一権威のある現代美術専門のミュージアム)」で開催されることはファンの皆さんならもうご存知かと思いますが、

このオリジナル宣伝ポスター(上の写真)が、
なんと「危険」「きわどい」との理由でロンドン地下鉄&バス広告監査機関から検閲された!!!との報道が。

地下鉄駅の構内やロンドン名物=ダブル・デッカーの赤バスの車体に広告を載せることは、
一般市民や世界中から訪れる多くの観光客の目に一番早く触れる!ということで、今も英国で「最も効果的な宣伝方」になっているわけですが、
メリットも大きい反面、広告内容の「検閲」も厳しいので有名。

英デザイナー、Mark Nortonの作品であるこのオリジナル・ポスターの「女性の股間に”ストーンズのべろマーク”が付いている」点が、
どうも当局のピューリタン的な道徳観にひっかかってしまったようだ(←もう21世紀なんですけど、、、)。

というわけで、
7月13日からUK全土で展開されるストーンズ展の広告ポスター・キャンペーンは、
「ロンドン地下鉄の構内&バスの車体のみ、”べろマークを女性のお臍”に付けた”修正ヴァージョンを使うことになった」という。

★なお、この件に対するストーンズ側の公式スポークスパーソンの声明がこれ。

「我々は今回の愚かな処置に唖然とし、当惑しています。
たぶんこの処置の裏には『あのザ・ローリング・ストーンズだから』という先入観もあったのでしょう。
論争は今も至るところで彼らについて回っているようですから」
児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
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