イギリスの女性シンガー・ソングライターの先駆的存在として活躍したリンジー・ディ・ポールが10月1日に他界したが、プライマル・スクリームなどがリンジーの死を悼んでいる。

リンジーはソングライターとして頭角を現した後、1972年に"シュガー・ミー"でデビューを果たし、73年にリリースしたシングル"夢のパートナー"ではイギリスで発表された優秀な楽曲に対して贈られるアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞することとなった。さらに翌年には"ノー・オネストリー"でも再度ノヴェロ賞を受賞した。

リンジーはトップ20ヒットをこれまでに5枚送り込み、フィル・スペクターへのオマージュとなった"恋のウー・アイ・ドゥ"などは日本でもヒットした。リンジーは10月1日に脳出血で倒れ、そのまま病院で息を引き取った。享年66だった。生涯結婚することはなかったが、リンゴ・スターやELOのオリジナル・メンバーのロイ・ウッド、俳優のジェイムス・コバーンやショーン・コネリーらと浮名を流したことでも知られていた。

プライマル・スクリームはバンドのオフィシャル・ページで「リンジー・ディ・ポールR.I.P.（ご冥福をお祈りします）」と追悼し、"シュガー・ミー"と"夢のパートナー"のカップリング・シングルのジャケ写を紹介している。

アンドリュー・オールダム（ザ・ローリング・ストーンズの初代マネージャー）「R.I.P.リンジー・ディ・ポール。才能に溢れた目映い閃光だった」

マイク・バット（プロデューサー）「友人のリンジー・ディ・ポールの突然の訃報が絶望的に悲しい」

シェリル・ベイカー「なんなの? リンジー・ディ・ポールが亡くなったって?!!!! ほんとに本当に残念! R.I.P.リンジー、本当に才能に溢れた美しい女性だった」

マイケル・ボール「あの麗しのリンジー・ディ・ポールが亡くなってしまった。きれいで、おもしろくて、毒もあって、才能に溢れた婦人だった。あまりにも悲しい」

キム・ワイルド「70年代の頃リンジー・ディ・ポールが大好きだった。アイヴァー・ノヴェロ賞をあの崇高な"夢のパートナー"で受賞した初の女性だった」

ボブ・スタンリー「リンジー・ディ・ポールの訃報を聞いてとても悲しんでいる。ザ・ガーディアン紙用に追悼記事を書いているよ。"シュガー・ミー"はこちらから。https://www.youtube.com/watch?v=htBfNPyKKoI」

プライマル・スクリームのリンジー追悼はこちらから。
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