★本日=4月27日、ついに4年ぶりの最新アルバム『ザ・シップ』を日本先行リリースするブライアン・イーノ。
英国時間の一昨日、4月25日(月)は、
なんとロンドンにあるホーム・スタジオでイーノご本人にお会いしてきました♪♪♪
今回の新作プレヴューは4月25日(月)~28日(木)まで、当スタジオに世界中のジャーナリストを招き行われたのですが、
あまり公の場に出たがらないイーノだし、
ご本人が現れるとしたら恐らく初日だろう、と読み、
「何が何でも初日のセッションを!」と日本のレーベル担当者に無理を言ってねじ込んでもらいました。その甲斐あって、ご本人が登場!!!
上の写真は新作プレヴュー・セッション後の座談会の場で撮らせてもらった近影。
座談会の”つまみ”は超ヘルシー&ヴィーガンな各種ナッツやドライ・フルーツ。
ドリンクはミネラル・ウォーターのみで、コーラやフルーツ・ジュース等の添加物の多いドリンク類は一切なし。
コーヒーや紅茶等のカフェイン類もご本人は「普段からあまり飲まない」のだそう(禅僧の食生活みたい)。
スタジオ内も白塗りの壁&天井の広いフロアの中央に黒塗りのストール数個と、室内各所に設置している各種スピーカーが無数にあるだけ(禅寺の庭みたいなインテリア)。
ご本人によると、「今回のアルバムはスピーカーを楽器のように扱ったら面白いんじゃないか?というのが発想源の一つだった」とのこと。
事実、今回の新作はほぼ「イーノ自身のVo+シンセのプログラミング」で構成されていると言ってもいいくらい”禅”な作風で、
自身がかつて所有していた楽器類も「ああいう”古風なもの(←楽器を指す)”が好きな友人に全部あげてしまった(!)」らしい。
当日は”四角い箱の上に細長いアンテナが何本も立っている不思議な形をした楽器とスピーカーが合体したような物体”も「次のライヴかインスタレーションで使おうと思ってるんだ♪」と嬉々とした笑顔で説明しながら見せてくれた。
まるで禅寺のような超ミニマルな調度のスタジオ空間でイーノの宇宙的な音世界にどっぷり浸かり、
終始にこやかで温厚な(&時々ぶっ飛んだ)僧侶のようなイーノのお話を聴いて過ごす数時間。
まさに最新作『ザ・シップ』のコンセプトともシンクロする完璧なプレゼンテーション。
至福の1日だった、、、。
レポの続きはまた後日のrockin'onで~。
ブライアン・イーノに会った♪
2016.04.27 16:40