ストリーミングの普及で“壮大なイントロ”が絶滅の危機に!

★レッド・ツェッペリンの“天国への階段”やU2の“Where The Streets Have No Name”など、

ロック・ファンにとってあの“壮大なイントロ”も楽曲の頂点に導いてくれる重要な序章として欠かせないパートになっているわけですが、

昨今のストリーミング・サイトの普及で、
各曲のイントロの長さが30年前の「平均30秒」から、なんと「平均5秒(!!!)」に短縮化されている、との報道が。

この件についての最近の英デイリー・メール紙の記事がこれ。

「米オハイオ州大学の研究によると、
昨今は多くのリスナーがストリーミング・サイトで曲をDLして購入をするようになったせいで、
聴き手の注意を即効で掴む必要があるため、イントロをなるべく短くし、ヴォーカル・パートがすぐ始まるような曲構成が増えてきた。

最近のリスナーはひとつの事に集中する注意力が極端に短くなり、
イントロが5秒以上続く曲は曲の良し悪しにかかわらず、すぐスキップして次の曲に移行する傾向があるからです。

たとえば85年にリリースされたホイットニー・ヒューストンの“How Will I Know”のイントロは40秒だったが、
その約30年後にリリースされたファレル・ウィリアムスの“Happy”のイントロはわずか2秒!!!、
曲のムードに浸る暇もなくすぐヴォーカル・パートに突入します。
そうしないと自分の曲が購入されないので、
最近のアーティスト達にとってもこれはサヴァイヴァル術になってきているのでしょう」。

曲の良し悪しより「商品としての機能性」のほうが重要視されるようになるなんて、、、。
ますます音楽が使い捨て文化になっていくようで、
記事を読んでいて悲しくなってきたのですが、

★同紙が選んだ「“壮大なイントロ”を持つヒット曲トップ8」のリストが以下。


1, U2 - Where The Streets Have No Name(87年作。イントロの長さ、1分17秒)
2, Status Quo - Whatever You Want(79年作。イントロの長さ、1分12秒)
3, Phil Collins - In The Air Tonight(81年作。イントロの長さ、53秒)
4, Led Zeppelin - Stairway To Heaven(71年作。イントロの長さ、53秒)
5, Deep Purple - Smoke On The Water(73年作。イントロの長さ、51秒)
6, Guns N' Roses - Sweet Child O' Mine(88年作。イントロの長さ、47秒)
7, Paul McCartney & Wings - Band On The Run(73年作。イントロの長さ、38秒)
8, Madonna - Holiday(83年作。イントロの長さ、32秒)
ストリーミングの普及で“壮大なイントロ”が絶滅の危機に!
ストリーミングの普及で“壮大なイントロ”が絶滅の危機に!
ストリーミングの普及で“壮大なイントロ”が絶滅の危機に!
ストリーミングの普及で“壮大なイントロ”が絶滅の危機に!
ストリーミングの普及で“壮大なイントロ”が絶滅の危機に!
児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

洋楽 人気記事

最新ブログ

フォローする