★つい最近も英Uncut誌で
と「キース・リチャーズ&ストーンズへの愛」を熱く語っていたジョニー・マーですが、「キースは子供の頃から僕のヒーローだった。彼のギタープレイが大好きだ。
ザ・スミスを結成した頃も、ストーンズの”人々の興味を引く独特のフロントマンがいて、その裏にいるギタリストは裏方でありながらバンドのエンジンでもある”というキース・リチャーズの哲学から学んだ。
”ギミー・シェルター”にはレコード音源史に残るであろう最高のギターソロがある。
全部で6音ぐらいしかないと思うけど、ピュアなフィーリングで演奏されていて、完璧に曲にフィットしている。
キースは完全に独自のギター演奏スタイルとジャンルを発明した。ギターとしてのスタイルを確立したんだ。
ロバート・ジョンソンやヒューバート・サムリン以来のクールなスタイルなんじゃないかな。
不必要な理論付けや意味のないテクニックは排除して、核心に迫っているんだ」
★この最新発言を読みながら、
そういえばジョニー・マーは以前もメディアで「ストーンズ愛」を語っていたよなぁ、、、(筆者が以前取材した際も。
因みにキースも以前取材した際、ジョニー・マーを「ギタリストたるもの、の心得をよく解っている良いギタリストだ」と褒めていた)。
ということで思い出したのが、これ。
↓
これまで英ガーディアン紙等、様々なメディアに掲載されてきた
「ジョニー・マーのストーンズ愛コメント」をまとめたFar Out Magazineの記事。
↓
https://faroutmagazine.co.uk/how-the-rolling-stones-influenced-a-classic-song-by-the-smiths/
で、この中でジョニー・マーがかつて英Guitar Player誌の取材を受けた際のコメントが記されているのですが、
この発言中で本人が「ストーンズから影響を受けたザ・スミスの曲」として挙げているのが、
名作『The Queen Is Dead』のハイライト曲のひとつ=”Bigmouth Strikes Again"。
この曲を書いたいきさつをジョニー・マーはこんな風に語っている。
↓
「”Bigmouth Strikes Again"は、自分流の”Jumpin Jack Flash”を書いてみたいと思って書き始めた曲なんだ。
最初から最後までずっとぶっ通しでハイテンションなままの曲というか、曲間にミドルエイトとかの休みを全く挟まない曲を書いてみたかったんだよ」。
マーはかつて英NMEの取材でも、同曲を「自分のヒーロー(ストーンズ)に最も近づいたザ・スミスの曲」と形容していた。
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