話題の新人、パロマ・フェイス@ロンドン・キングスクロス・スカラ

話題の新人、パロマ・フェイス@ロンドン・キングスクロス・スカラ

間に連休が入ったので、1週間遅れになってしまいましたが。

去る9/17(木)の夜は、この新人DIVA=パロマ・フェイスの「初のプロパー」なライヴを観てきた。

彼女についてかるくご紹介すると、
北ロンドンはハックニー出身の歌手/女優/ダンサー。
「パロマ」という名前からもお察しできるように、ハーフ・スパニッシュ&ハーフ・イングリッシュ。
多分まだ20代前半。

音源はまだシングル2枚しか出ていない(デビュー・シングル”Stone Cold Sober”は全英17位)ので、
日本のリスナーはまだ彼女の名前すら聞いたことがないかもですが、

ここUKでは数年前から幾つかのTVドラマや映画に出演してきたこともあり、
これまではむしろ女優としての知名度のほうが高かった。

音楽スタイルとしては、70sソウル&40sジャズ&R&Bのフュージョン。
既にエイミー・ワインハウスやダフィー等とよく比較されている。
といっても、エイミーみたいな「女の業」を感じさせる毒婦タイプでもないし、ダフィーのような「渋めDIVA」タイプでもない。
歌いっぷりもステージングも、とにかく華やかで豪快でドラマティック。
いかにも下町娘っぽい親しみやすさも魅力。
ルックスも赤毛で小柄で、少女っぽくてかわいい感じ。
日本人受けするんじゃないかな?

この日も鳩型(パロマ=スペイン語で「鳩」に因んだ?)の切り抜きや、
色とりどりの電飾、白い小型椅子etcの御伽噺っぽいステージ・セット、
3人の黒人女性バック・コーラス+7人編成のバンドを総動員した、
思いっきりシアトリカルでゴージャスなショーを展開してくれた。

金ピカゴールドのコルセット付きドレス&推定15cmの赤ピンヒール姿で彼女が現れた時は、あの何を見ても動じないイギリス人客が、
揃って「Oh my go~d!!!」と歓声をあげてましたが。

初のフル・アルバム『Do You Want The Truth or Something Beautiful』も今月末に英リリースされる。
日本リリースも近々、日程が出る予定。
詳細はソニー・ジャパンの公式を要チェック。


★曲&PVの試聴はこちらでも可。

http://www.palomafaith.com/gb/


あ、もうじき英米で公開される、テリー・ギリアムの新作映画
『The Imaginarium of Doctor Parnassus/Dr.パルナサスの鏡』にも、
故ヒース・レジャーやジョニー・デップといった錚々たる顔ぶれと共に
彼女が出演してます♪

来年初頭に日本公開された暁にはぜひ、ぜひ~。
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