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    2010年、NMEアウォーズの受賞者たち

    2010年、NMEアウォーズの受賞者たち

    英国時間の昨夜2/24(水)、@ロンドンO2ブリクストン・アカデミーで催された恒例の「NMEアウォーズ」授賞式。

    今年の司会者は、なんとあの元パルプのジャーヴィス・コッカー!


    ★今年の受賞者フル・リストはこんな感じ。


    ☆Godlike Genius(神のような天才で賞)
    ポール・ウェラー(確かにここ数年の師匠の”創作エネルギー”は神ががってますよね)

    ☆功労賞
    ザ・スペシャルズ(去年の夏フェス・サーキットでも大活躍)

    ☆ベスト・ブリティッシュ・バンド
    MUSE(おおっ!遂に)

    ☆ベスト・インターナショナル・バンド
    パラモア

    ☆ベスト・ソロ・アーティスト
    ジェイミー・T

    ☆ベスト・ニュー・バンド
    ボンベイ・バイシクル・クラブ(こういう良質な新人を見逃さない点は評価してます)

    ☆ベスト・ライヴ・バンド
    アークティック・モンキーズ(もはや常連)

    ☆ベスト・アルバム
    カサビアン、『West Ruder Pauper Lunatic Asylum』(おおっ!遂に)

    ☆ベスト・トラック
    ザ・ビッグ・ピンク、”Dominos”

    ☆ベスト・ヴィデオ
    ビッフィ・クライロ、”The Captain”

    ☆ベスト・ライヴ・イベント
    ブラー@ハイド・パーク(やはり)

    ☆ベスト・フェスティヴァル
    グラストンベリー(こっちも常連ですね)

    ☆Best Dancefloor Filler
    ラ・ルー、”In For The Kill( Skream Remix)”

    ☆ベストTV・ショー
    『The Inbetweeners』

    ☆ベスト映画
    『イングロリアス・バスターズ』

    ☆ベストDVD
    The Mighty Boosh,『 Future Sailors』

    ☆Giving It Back Fan Awards(ファン思いで賞)
    リリー・アレンのTwitterにおける「ファン用のチケット宝探し」企画

    ☆Hero of The Year
    レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン(去年末のX・ファクター優勝者VsレイジのクリスマスNo1シングル合戦&勝利!の賜物ですな)

    ☆Villain of The Year(悪人オヴ・ザ・イヤー)
    Kanye West

    ☆Best Dressed(服のセンスが良いで賞)
    レディー・ガガ

    ☆Worst Dressed(服のセンスが悪いで賞)
    レディー・ガガ(また英国人お得意の”愛憎”ジョークですか(苦笑)

    ☆ワースト・アルバム
    The Jonas Brothers、『Lines Vines Trying Times』(、、、)

    ☆ワースト・バンド
    The Jonas Brothers(今年の”打たれ役”はこの人達ですか、そうですか)

    ☆Hottest Man
    マット・ベラミー/MUSE(去年に続く2年連続の受賞!)

    ☆Hottest Woman
    カレン・O/Yeah Yeah Yeahs(なぜ今?)

    ☆Best Website( NME.comを除く、という但し書き付き(笑)
    Muse.mu(やりますな、今年は)

    ☆ベスト・アルバム・アートワーク
    カサビアン、『West Ryder Pauper~』(こっちもやるなぁ、今年は)

    ☆Best Band Blog
    レディオヘッド、Radiohead.com/ deadairspace


    という感じで、今年はMUSEとカサビアンが大活躍!!!

    一方、先日のBRIT Awardsで高い評価を受けたフローレンス&ザ・マシーンやディジー・ラスカルetcは完全に無視。
    ノミネートすらされなかった。

    まぁ、そもそもNMEアウォーズ自体が「94年当時のBRITアウォーズの保守化」に対抗して始まったものなので、
    今のフローレンス&ザ・マシーンやディジー・ラスカルが、
    それだけ「メイン・ストリーム」になった、ことの証なんだろうけど、、、。

    リリー・アレンがエントリーしているのに、この2者が入っていないのはおかしい。
    作風から言っても、フローレンスもディジーも決して「保守的」なアクトじゃないだろう。
    むしろ最近のNMEアウォーズのほうが毎年マンネリ化=「予測しやすい顔ぶれ」になりつつあるんじゃないか?

    という批判の声もかなり上がってます。

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