今年のBRIT Awards過去5年で最低の視聴率

今年のBRIT Awards過去5年で最低の視聴率

★去る2/15(火)にロンドンのO2アリーナで開催され、
同夜UK中に中継放映された今年のBRIT Awards 2011授賞式ですが、

この番組を観た英国人は、わずか480万人!!!(現UKの人口は約6180万人)。

同じ時間帯に放映されていたチャンネル4の『Big Fat Gypsy Weddings(婚活女性のドキュメンタリー番組)』=650万人、
BBCの連続ホスピタル・ドラマ『Holby City』=560万人より少なく、

年に1回の特別イヴェントだったにも拘わらず、
「過去5年のうちで最低の視聴率(!)」であったことが調査によって判明した。


やっぱり、、、。
今年のBRIT の「グライムかアイドル・ポップかR&B、
もしくは無難なAORフォーク勢」ばかりの超保守的な受賞者リストにウンザリ、
観る気がしなかったのは、筆者だけじゃなかったんですね、、、。


★因みに、今年の各カテゴリーの受賞者リストはこんな感じ。

アルバム・オヴ・ザ・イヤー/マムフォード・アンド・サンズ『Sigh No More』
最優秀ブリティッシュ・バンド/テイク・ザット
最優秀ブリティッシュ・シングル/タイニー・テンパー”Pass Out”
最優秀ブリティッシュ男性ソロ・アーティスト/Plan B
最優秀ブリティッシュ女性ソロ・アーティスト/Laura Marling
最優秀ブリティッシュ・ブレイクスルー・アクト/タイニー・テンパー
最優秀インターナショナル・アルバム/アーケイド・ファイア『The Suburbs』
最優秀インターナショナル・グループ/アーケイド・ファイア
最優秀インターナショナル男性ソロ・アーティスト/Cee Lo Green
最優秀インターナショナル女性ソロ・アーティスト/リアーナ
最優秀インターナショナル・ブレイクスルー/ジャスティン・ビーバー
クリティックス・チョイス/Jessie J


去年のUK音楽シーンがいかに「停滞&迷走していたか?」を如実に反映するリストですが。

80sの「英インディーズによるメジャーへの反撃」が始まる直前を、
ふと思い出してしまった、、、。


今年こそはUKロック勢(特にインディーズ新人)、頑張れ~~~~~~っ!!!!!!!!!!
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