トム・ヨークの新曲他、『ニュームーン』サントラ。

トム・ヨークの新曲他、『ニュームーン』サントラ。

各所で話題の『ニュームーン/トワイライト・サーガ』のサントラだが、
遂に全曲通して聴くことができた。

01 Death Cab for Cutie: "Meet Me on the Equinox"
02 Band of Skulls: "Friends"
03 Thom Yorke: "Hearing Damage"
04 Lykke Li: "Possibility"
05 The Killers: "A White Demon Love Song"
06 Anya Marina: "Satellite Heart"
07 Muse: "I Belong to You (New Moon Remix)"
08 Bon Iver and St. Vincent: "Rosyln"
09 Black Rebel Motorcycle Club: "Done All Wrong"
10 Hurricane Bells: "Monsters"
11 Sea Wolf: "The Violet Hour"
12 OK Go: "Shooting the Moon"
13 Grizzly Bear: "Slow Life" [ft. Beach House's Victoria Legrand]
14 Editors: "No Sound But the Wind"
15 Alexandre Desplat: "New Moon (The Meadow)"

中でも特筆すべきは、
トム・ヨーク、キラーズ、そしてDCFCが完全なる新曲を提供していること。
トムの“Hearing Damage”はリズムのバックトラックこそ尖がってるが、
メロとヴォーカルは先日のソロEP収録曲と比べると格段にポップでエレガント。
期せずしてヴァンパイア物にはまった1曲となっている。
キラーズはもともと『ニュー・ムーン』的世界観と相性のいいバンドだと思うけど、
この“A White Demon Love Song”は『デイ&エイジ』に収録されていてもおかしくないような、
キラーズ節炸裂のビッグなギター・ロック・チューン。
DCFCの“Meet Me on the Equinox”は本作の主題歌で、既にエアプレイで沸騰中だ。

このサントラが凄いのはそれが未発表曲であれ、未発表曲のミックスであれ、
すべてが本作にのみ収録される独占的なシロモノであるということ。
恐ろしくオルタナティヴなアーティストが並んだ秀逸なもので、
この超メジャー・ハリウッド作のプロデューサーが、
いかなる寝技を使って一筋縄ではいかない彼らに「YES」と言わせたのか気になるところ。

ミューズの“アイ・ビロング・トゥ・ユー”のリミックスなんて、
アルバム・トータルの統一感を考えなければ、
むしろこっちのヴァージョンのほうがフックが強く感じられたりもする。
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