TAMTAMのダブに酔う代官山の夜
2014.07.15 23:14
久々にTAMTAMを観た。
半年ぶりくらいになるかもしれない。
体幹が太くなり、地に足のついた、というか、地に足が生えたようなどっしりとしたダブをやるようになった。
だからこそ、伝家の宝刀ともいえる情緒メロディが迫ってくる。
その普遍のメロディが、ダブというハードルの高さを軽々超えていく。
その瞬間がこのバンドを聴く最高のエクスタシーだ。
新曲"エンター・キー"。
これはその究極ともいえるナンバーだ。
この愛すべきアンバランスさで勝負をかけるバンドは、今日本にはとても少ない。
啓蒙と懐かしさを分厚くスモッギーなサウンドで包み、リスナーの快楽中枢に叩き込むヤバいバンド、TAMTAM。
ここからの躍進が楽しみだ。