今日の一枚:ねごとの4人/六本木EXシアターで完勝!

今日の一枚:ねごとの4人/六本木EXシアターで完勝!

えらいいいライヴだった。
久々にねごとのワンマンを観たが、数カ月前とは全然違う。
ライヴバンドとして、いよいよ段階を変えたレベルに入っている。

ロックはやはり歌と音だ。
歌と音という要素を微分積分していって、最小の単位に行き着いたときに、その瞬間ユニットはどれだけの強さを発しているのか。
簡単に言えば、ひとつのストローク、一言の歌はどれだけ強いのか。
今日のライヴはそういうロックの本質を考えさせるライヴだった。
ねごとのライヴはいつも楽しくキュートで素晴らしいものだが、ロックの強さとは何か、というテーマと直結した迫力を感じたのは初めてだった。
ロックバンドとしてのねごとを高く評価する一方で、ライヴバンドとしてのねごとをちょっと舐めていたかもしれない。本当にすみません。

あとは、この躍動を作品化した楽曲をどれだけ作れるかだが、初披露された新曲"アンモナイト!"を聴く限り、間違いない。
この曲は、これまで突き詰めてきた高偏差値イディオムを4人が確実にものにしたことを示す曲。
では、そのハイブリッドに成長した肉体は今、どんな「直球」を投げられるのか、それが知りたい。

ここから始まるねごとの夏。
フェスでの爆発が楽しみだ。
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