MY FIRST STORY『虚言NEUROSE』への思いを書く

MY FIRST STORY『虚言NEUROSE』への思いを書く

発売からもう3週間くらい経つけれど、でもやっぱり今日も聴いている。
いいよね、本当に、このアルバムは。

MY FIRST STORY、『虚言NEUROSE』を聴いていて思う。
ラウド、パンクの新世代的な勢いや怒涛感は大事だ。
でもそんなの当たり前だよね。
このアルバムが気づかせてくれるのは、その先への突き抜け方が提示されているということだ。
彼らは彼らのやり方でいわゆる普遍的な、誰しもを引き込み、癒したり楽しませたり鼓舞したり、という体験型の世界を作ってみせた、それがとっても素晴らしい、ということだ。

200X年世界は――的な世紀末観を切り開く、光みたいな眩しさを纏ったHiroの歌。
ってえらく大げさですか?
いやいや、このアルバムについてはそのくらい書いたって全然問題ない。
ハンパなくビルドアップした自分たちの音に、やはりそれ以上にビルドアップした歌で挑む、というアングルはかなり健全だし、かなりかっこいい。
なんていうか、チーム内ライバルみたいな、ジャイアンツで言うなら坂本の鮮烈な成長が長野をさらにハード&タフに覚醒させていく、みたいな感じがする。
ものすごくシンプルにいうなら、聴いているだけで/見ているだけで、ワクワクしちまってしょうがねえ、という。

Hiroへのインタヴューもやはりとても興奮した。
ガチンコでやったつもりです。
11月29日発売のJAPANに載ります。

よろしく。
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