というわけで、星野源に取材。
星野源へのインタヴューはなんだかドラマチックだ。
それはインタヴューが始まった瞬間から終わる瞬間まで、星野と僕の間の距離感がどんどん変わっていくからだ。
言葉のひとつひとつを手がかりに、奥まった場所にともに進んでいく感覚があって、ちょっとずつ運命共同体みたいな感覚が増していく。
それは星野の奥ーーというより、彼が自分のそのときの考え方や生き方を込めた楽曲の核にともに近づいていく、という感じ。
だからというかなんというか、取材後はなんだか勝手に、少し仲が良くなった感じがしてくる(笑)。
そういう意味で、ニューシングル『SUN』は実に「奥に入りがい」のある楽曲である。
星野源を形成している重要な要素としての、ダンスクラシックを意識的にやりきった楽曲で、つまり、星野の大切な思いが思い切り詰まっている。
歌詞に具体的に現れている、というより、楽曲の空気感全体が星野のテンションを伝えてくれる。
新境地と言うこともできるし、何より星野らしい曲と言うこともできる。
インタヴューは相当いい感じ。
写真もいい感じ。
5月30日のJAPANを楽しみにしていてほしい。