U2、500人キャパのRoxyで30年ぶりに凱旋ライヴ

U2、500人キャパのRoxyで30年ぶりに凱旋ライヴ

現在ロサンゼルスのThe Forumを拠点に同都市での5連続公演を敢行中のU2だが、その最中の5月28日、会場をRoxyに移し、貴重なライヴを行った。

この会場Roxyはキャパシティが500人のクラブ。若きU2が初めてロサンゼルスでライヴを行った会場で、それは1981年のことだったという。

ラジオ局KROQ主催のコンテンストでチケットを勝ち取ったこの夜の観客たちを前に、U2は、1981年当時の『U.S.BOY Tour』のセットリストから5曲をピックアップして現在の演目と合わせたとか。ファースト・アルバム『BOY』からは「I Will Follow」「The Ocean」「The Electric Co.」といった曲が演奏され、「Out Of Control」は本編最後の曲にチョイスされたとか。また、セカンド・シングル「11 O’Clock Tick Tock」も演奏されたという。

このツアーは、最新アルバム『Songs Of Innocence』を引っさげてのツアー。『Songs Of Innocence』が、若き日のU2がどんなロック・ミュージックに衝撃を受け、そのロック・ミュージックに何を見たのかを刻みつけたアルバムだったことを思い起こせば、そのツアーの中でのこの日のライヴは、そうしたかつての自分たちを再訪するものとして相応しいものだったに違いない。

ちなみにこの会場Roxyは、かつてラモーンズが『Rock’n’Roll High School』を撮った場所でもある。
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