8月30日の総選挙投開票を受け、
真新しい民主党政権の真新しいバタバタぶりと、
これもまたフレッシュとしか言い様のない崩壊自民の野党ぶりをみてきた1ヶ月。
民主党の問題点や自民党の敗因について、
さんざんに報道されてきたし分析もされてきたのだけど、
どうにも的外れだったり焦点が合ってなかったりな感じはないだろうか。
その理由は、たとえば「野党民主党」の弱点からいまを見たり、
「与党自民党」の問題点からいまを予想したりしている、
視点サイドの「未・政権交代」状態が引き起こしていると思われる。
一方で、よく言われる「自民の敗因は長年の自民党政治への憤りの噴出」みたいな論評のおどろおどろしさは、
果たしていまの有権者の抱く「これまでとはちょっと違ったすっきり感」を言い表してはいないのだ。
というような前フリで紹介するのはほんとに手前味噌なのだけど、
SIGHT、今日発売です。
どのインタビューもまさに目ウロコな発言ばかりなのだけど、
たとえば内田樹×高橋源一郎が語る「いまのわれわれの政治状況」は、
まじに「そんなところにツボがあったのか!」
「そしてそのツボ、いままで経験したことないくらいキく!」というシロモノです。
ぜひ店頭で。
店頭になかったらその場で注文を。