パンク以降のギター・ロック、つまりは現代のギター・ロック、あるいはカレッジ・ロックと呼ばれるものに多大な影響を残した幻のバンド、The Feelies。ニュージャージーでひっそりと活動していたこのバンドは、1976年に結成、1980年にファースト・アルバム『Crazy Rhythms』を発表、1992年までに4枚のアルバムを残して解散。長らく沈黙していたが、2008年、数回のライブで復活、『Crazy Rhythms』と『The Good Earth』の初期2枚が再発されて、新たに「発見」され直されたバンドだ。R.E.M.などその最大の影響下にあるバンドでもあると言える。そのThe Feeliesがなんと、「新作」をレコーディング、来年リリースに向けて準備しているのだという。

写真はそのファースト『Crazy Rhythms』。Weezerのファースト・アルバムはこのジャケットへのオマージュです。