NY批評家賞発表。『6才のボクが、大人になるまで。』が作品賞に!今年1位を多数獲得しそうな予感。
2014.12.02 23:51
NY批評家賞が発表になりました。
作品賞は、見事『6才のボクが、大人になるまで。』!今日本でも絶賛公開中ですので、急いで観に行ってください!
この作品は、今年のオスカーでの作品賞ノミネートはもちろんのこと、各メディアの年間リストでも1位を獲得するのではと思います。
実は先日ある映画の試写で超有名映画批評家の後ろに偶然座ったのですが、その方が、なんと年間リストの見直しを堂々していたのです。見えちゃった!誰とは言いませんが、1位はこの『6才のボクが、大人になるまで。』でした(笑)。
ちなみに、受賞作の中で、トロント映画祭、NY映画祭で、すでに取材させてもらっているのですが、ずっと紹介しそびれていた素晴らしい作品を1本。『Whiplash』(写真2枚目)です。
これはドラマーを目指す学生マイルズ・テラー演じるアンドリューと、今回助演男優賞受賞のJ.K.シモンズ演じる音楽学校の先生の一気撃ちの物語。ふたりとも一筋縄ではいかない人生を歩んで来て、ここで出会い、ぶつかり、そこから天才ドラマーがどのように誕生するのか/しないのか、という熱い物語。とにかくふたりとも入魂の演技で、賞は受賞しなかったけど、マイルズも素晴らしい演技を見せています。日本公開もされるはずですので、続報をお待ちください!
その他の受賞リストは、以下の通り。インディ映画が多い中、『LEGOムービー』がしっかり入っているところが粋です。
http://www.nyfcc.com/awards/
作品賞
『6才のボクが、大人になるまで。』
監督賞
リチャード・リンクレーター『6才のボクが、大人になるまで。』
脚本賞
『グランド・ブタペスト・ホテル』
女優賞
マリオン・コティヤール(『エヴァの告白』、『Two Days, One Night』)
男優賞
ティモシー・スポール(『ミスター・ターナー』)
助演女優賞
パトリシア・アークエット(『6才のボク〜』)
助演男優
J.K. シモンズ(『Whiplash』)
シネマトグラファー賞
Darius Khondji (『エヴァの告白』)
アニメ賞
『LEGO ムービー』
ノンフィクション(ドキュメンタリー賞)
『Citizenfour』(エドワード・スノーデンに関するドキュメンタリー)
外国語賞
『Ida』
デビュー作賞
Jennifer Kent 『The BABADOOK』
特別賞
Adrienne Mancia