グライムス、ビーチ・ハウス、ジョアンナ・ニューサム、旬なアーティストの来日公演が今週目白押し!

グライムス、ビーチ・ハウス、ジョアンナ・ニューサム、旬なアーティストの来日公演が今週目白押し! - pic by AKEMI NAKAMURApic by AKEMI NAKAMURA
グライムス、ビーチ・ハウス、ジョアンナ・ニューサム、旬なアーティストの来日公演が今週目白押し! - 『rockin’on』2016年2月号 グライムスインタヴュー掲載『rockin’on』2016年2月号 グライムスインタヴュー掲載
今週日本で見逃せないアーティストのライヴが目白押し。選ぶのが難しい。というか全部行ってもらいたい。最新作が去年の年間ベスト・リストに軒並み入った強烈な個性と世界観のアーティスト達――グライムスに、ビーチ・ハウスに、ジョアンナ・ニューサムの来日公演がある。

グライムスはまず何より最新MVがカッコ良い。アングラ『マッド・マックス』みたいな感じだ。

またNYでのライヴは、アルバムのウォームアップにして風邪を引いていたのでうらやましい。

その公演では、LEDライトバキバキでダンサーをともなった近未来の新惑星アングラ・ダンス・シーンみたいな、グライムスならでの世界が広がっていた。その時点で構成としては前回のツアーと似ていたのだけど、時間もそこから空いたし、何より皆さんが傑作、最新作を聴く時間があったはずなので、盛り上がってくださーい。現在発売中の最新号でも、「歌って、踊って」と彼女も言っていたので。

またそこでは、最新作のインスピレーションが、マイ・ケミカル・ロマンスに、パラモア、スマッシング・パンプキンズに、トゥールだったと語っているので、面白い!ぜひ読んでみてください。


ジョアンナ・ニューサムは、NYで伝統のアポロ・シアターを含む2デイズでソールド・アウト。当然両日行った!
グライムス、ビーチ・ハウス、ジョアンナ・ニューサム、旬なアーティストの来日公演が今週目白押し! - pic by AKEMI NAKAMURApic by AKEMI NAKAMURA
こちら、ポール・トーマス・アンダーソンが撮影して、なんと劇場で公開されたMV。

こちらもポール・トーマス・アンダーソン撮影。


ビーチ・ハウスは、なんと言っても去年2枚もアルバムを発売(日本では2枚目は1月20日発売)。全米ツアーはやっているのだけど、なぜかNYは飛ばされている。だからうらましい。


さらに今週は、グライムスの公演日にThe 1975もある。悩んだ皆さんも多いのでは。The 1975は来週なんとアメリカで“サタデー・ナイト・ライヴ”に出演。通常ここでのパフォーマンスが良いと大ブレイクのきっかけになる。

彼らはNYではすでに2万人キャパの会場がブッキングされている。アメリカでは突風モード。

参考に、私が観たグライムスのセットリスト。
“Laughing and Not Being Normal” (played over the PA)
“Circumambient”
“Genesis”
“Venus Fly”
“Symphonia IX (My Wait Is U)”
“REALiTi”
“Scream”
“Go”
“Be a Body”
“Oblivion”
“Phone Sex”

Encore:
“Kill V Maim”
グライムス、ビーチ・ハウス、ジョアンナ・ニューサム、旬なアーティストの来日公演が今週目白押し! - pic by AKEMI NAKAMURApic by AKEMI NAKAMURA

ジョアンナ・ニューサムのセットリスト。
Bridges and Balloons
Anecdotes
Soft as Chalk
Divers
Emily
Waltz of the 101st Lightborne
Have One on Me
Peach, Plum, Pear
Goose Eggs
Sapokanikan
Leaving the City
Cosmia
Time, As a Symptom

Encore:
Sawdust & Diamonds
Baby Birch
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする