週末にフー・ファイターズが主催のフェス、CalJamに行き早速デイヴ・グロールに遭遇したことは書いたけど、その時感動したことが。
https://rockinon.com/blog/nakamura/168065
デイヴ・グロールは、早い時間帯にステージに立っていたStarcrawlerとAdia Victoriaというアーティストのバックステージに姿を見せていたのだけど、その後私がメインステージに移動しようとしたら偶然デイヴさんが自らカートに乗り込む姿を目撃。
これまで何度か対面でインタビューしたことがあったので、思わず「すいません。ロッキング・オンのものです。何度かインタビューさせていただきました!このフェス最高で本当に感動しています。ありがとうございます!」と言ったら、「うん、何かいい感じになっていて俺も嬉しいよ」と。それで、今しかチャンスはないと思って「写真を撮らせてもらっていいですか?」と訊いたら快諾。
そこまでは普通かもしれないんだけど、なんとたった2枚しか撮らなかった写真の顔が全然違うのだ。1枚目はシリアス顔で、2枚目が先に紹介した万遍の笑み。こんなバックステージで偶然遭遇したなんだかよく分からない人に、わざわざこんな大きく違う2つの顔をしてくれるなんて、ちょっと目がうるっと来てしまった。それだけなんだけど、どうしても書いておきたかった。というのも、そういう少しの瞬間も大事にするデイヴさんの愛が隅々まで溢れるフェスだったから。
デイヴさんは、この後も、リアム・ギャラガーのステージなどを観に来ていた。
そしてデイヴさんは、「Cal Jam」に来た人達にありがとうと、ツイートしている。それもじーんとくる内容だ。以下全文訳。
「カルジャマーのみんなへ
俺達の最爆音な夢を叶えてくれてありがとう。忘れらない夜になったよ。あまりにハイライトがありすぎて書き切れないくらいだ。だけど、言っておきたいのは、これは『君たち』が来てくれなかったら実現しなかったということ。だから、また俺は自分をつねらないといけない……これだけ長い間やってきて……ロックンロールは生き残ったのみならず、繁栄しているんだと思えたから。それは、お前らみたいな超カッコ良い奴らがここにいるからだ。ステージの上にも、観客席にも。ファック・イエー!
来年も会おうぜ?
デイヴ」