ナタリー・ポートマンが男性監督しかノミネートされなかったことに痛烈コメント!エマ・ワトソン!オプラ!!!!やはり女性の年だった。〈ゴールデン・グローブ賞発表〉

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アメリカで日曜日1月7日にゴールデン・グローブ賞が発表されたが、予想していた通り、受賞式というよりも、女性がその権利を訴える結団式のようになっていたのが最も印象深かった。

受賞作の全リストはこちら。
https://www.goldenglobes.com/winners-nominees

以下ハイライト。
1) ナタリー・ポートマンがカッコよすぎ!
今年は、例えば『ワンダーウーマン』や、作品賞を獲った『Lady Bird(原題)』など優れた作品を監督した女性がいたにもかかわらず、女性監督が一人もノミネートされなかったため、大批判されていた。これにナタリー・ポートマンが痛快な一撃を食らわした。監督賞のプレゼンターだった彼女は、ノミネートされた監督名を発表する前に、「すべて男性の、監督賞にノミネートされた人は」と言ったのだ。その表情も最高で、心の中で「ファXX・ユー」と言っているのがわかるほど! 一緒にプレゼンターだったロン・ハワードも笑うしかない。今日の報道を見る限り、アメリカ中が彼女に大拍手でヒロイン的な存在になっている。ギレルモ・デル・トロもトホホという顔で俯いている。

映像こちら。


2)エマ・ワトソンが、#metooのムーブメントを起こした女性と一緒に出席。
授賞式は、自分の旦那さんや彼氏などと一緒に出席するのが普通だが、この日はメリル・ストリープや、ミッシェル・ウィリアムスなど8人の女優が、女性の人権を訴えるためのムーブメントを起こした女性達とともに授賞式に出席した。エマ・ワトソンは、#metoo のムーブメントを起こしたMarai Larasiとともに出席。レッドカーペットでインタビューに答えていた。

映像こちら。
https://twitter.com/Variety/status/950152561704673281

これを見ているだけでも彼女の情熱が伝わってくると思うけど、エマ・ワトソンは、この運動が広がる前から、女性の権利について国連でスピーチをするなど活動をしてきた人。むしろここまで拡大するきっかけを作った女性であるとも言えると思う。インタビューしたことがあるけど、本当に正義感とか、使命感がある、素晴らしい女性だと思った。

3)最大のニュース、オプラのスピーチが大統領候補者なみ。
今年のゴールデン・グローブで最大の話題となったのは、セシル・B・デミル賞(功労賞)を受賞したオプラ・ウィンフリーのスピーチだった。これは、#metoo 運動も、#timesup運動も盛り込んだ、黒人として、女性としての人権を訴える思い切り感動的な内容。そのスピーチの仕方がすでに次期大統領候補かというものだったため、早速、#oprah2020 というハッシュタグができてトレンドになっていたほど。本当にその可能性はあると思うし、個人的にも実現してほしい。その映像はこちら。すでに700万回再生されている。


4)受賞作は、映画では、『3ビルボード』が予想通り主要部門4部門獲得。主演女優賞を獲ったフランシス・マクドーマンドの受賞スピーチの不良っぷりがカッコいいと話題。放送禁止用語を連発したため、うまく消せていなかった(笑)。映像こちら。


5)『レディ・バード / Lady Bird』が、2部門獲得。グレタ・ガーウィグは初監督作だったため、スピーチが初々しくて感動的だった。


『レディ・バード / Lady Bird』は人気も評価も高い作品だったが、例えば同様に『君の名前で僕を呼んで』も人気も評価も高い作品だったのに何も獲らなかったので、ほぼ予想通りだったとも言えるし、嬉しい驚きの勝利だったとも言える。

6)今日最も話題となっているのは、『ゲット・アウト』が何も獲らなかったこと。大ブーイングが起きている。例えば、コメディ/ミュージカル部門で、少なくとも主演のダニエル・カルーヤが獲るべきだったという批判が多い。代わりに獲ったジェームズ・フランコは、現在セクハラ告発が相次いでいる。またジェームズ・フランコが映画の中で描いた”史上最悪”の映画を作った監督Tommy Wiseauが一言言おうとしたのに、ジェームズが払いのけたが酷いと話題になっている。


少し嫌な印象になってしまったが、彼の作品『The Disaster Arist』は感動的で素晴らしい作品だ。

6)またTV部門においては、『ビッグ・リトル・ライズ ~セレブママたちの憂うつ~』が4部門獲得して圧勝。これが今年を象徴していた気がする。


また、『Handmaid’s Tale(原題)』も2部門で受賞した。『3ビルボード』もそうだし、この2作品も、今の時代と女性を描いた物語だ。

7)男優も歴史的な瞬間。
今回、セシル・B・デミル賞をオプラ・フィンフリーが受賞したが、これは75回の歴史で黒人女性として初だったということ。今回、その他にも初という記録がいくつかあった。まず、TVドラマ部門で主演男優賞を受賞した『THIS IS US 36歳、これから』(NHKで放送中)のSterling K. Brown。彼は、黒人男性として受賞した初の俳優となった。

さらに、TVコメディ部門で、主演男優賞を受賞した『マスター・オブ・ゼロ』(Netflix)のAziz Ansari。彼は、アジア系アメリカ人として受賞した初の俳優となった。

各俳優の受賞スピーチは、ゴールデングローブのツイート上でほぼ見ることができる。
https://twitter.com/goldenglobes
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