テイラー・スウィフトは新モリッシーだ!@ローリングストーン


昨日イベントに参加したテイラー・スウィフトの新作『SPEAK NOW』ですが、NY TIMESも激賛していましたが、ローリング・ストーンも4つ星!(5つが満点)。レビューの要約は以下の通り。

みんなよくテイラー・スフィフトを若い割には、いい曲書くよね、というようなことを言うけど、彼女より年取った人で、彼女よりいいポップ・ソングを書く人ってじゃあ最近どこにいるんだっけ?いないやん。彼女はまだ20歳にして、ポップ、ロック、カントリー界で、誰よりもスマートなポップ・ソングをすでに何十曲と書いてきたのだ。

そして彼女の最新作『SPEAK NOW』は、ざっと見ても、前作の2倍は素晴らしい。ここに収録された14曲には、小さいな街のどこにでもいる女の子が抱く男の子への希望や夢が繰り返される。そしてその14曲を彼女は全部自分で書いたのだ。

しかし彼女は、ハイパーロマンチックで、Atchapalayaの沼(アメリカ一深い沼)くらい深くメロドラマチックである。しかし、このすべてのロマンチックな混乱を素晴らしい曲に変えてみせるという才能においては、新モリッシーであると言える。アイライナーはモリッシーより濃いけど。

って、わっちゃー。そこまで言ったら今ロッキング・オン読者の皆さんを全員敵に回したかもです。でも、彼女が自分で言ったわけじゃないですから。ローリング・ストーンのライターが書いたことなので。

そして、その超大げさなその言葉も彼女が歌った時、それを信じれないと思ったあなたのほうがバカなのだ、と。

ぎゃーー。
http://www.rollingstone.com/music/reviews/album/45342/225745
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