１月はお金足りないと嘆いている方大量だと思いますが、ぜひぜひ観ていただきたいバンドが。


１）しつこい、の領域に入りますが、まずはフリート・フォクシーズ！


ファーストでは実現しなかった、待望の来日実現。前にも書きましたが、バンドはセカンドでサブポップとの契約が切れていて、ロビン・ペックノールドは、これから１、２年は自由に制作活動をしたいと言っています。すでにソロの作品は作り始めているようですし、映画のサントラもやりたいとか。


さらに、インタビューした時に繰り返し言っていたのが、次にツアーする時もう石油がなくなっていてツアーできないかもしれないし、と。だから今回はできるだけたくさんの国に行って、その後のバンドのあり方を考えてみたい、ということ。つまり、アルバムを出して、世界をツアーをするというバンドのあり方が、本当に将来的に有効な方法なのかということ、そして、人間の生き方も合わせて考えてみたいということなのです。つまり、その答えによっては、本当に次いつ日本に来るのか分かりません……とか言って、今回日本が気に入って夏フェスに来たりとかだってあるわけですが。とにかく、新年そうそうあのハーモニーに浴びまくり、埋もれてください。本当に本当に貴重な初来日にして、世界ツアーの最終地、ぜひぜひお見逃しなく！！！
ロビンのお兄ちゃんのショーン・ペックノールドによるスクリーンの映像をお見逃しなく。


ライブ映像：http://www.youtube.com/watch?v=V0axP5kBLYE&feature=player_embedded#!


fleet foxes twitter : https://twitter.com/#!/fleetfoxes
robin pecknold twitter : https://twitter.com/#!/rpecknold
来日情報：http://smash-jpn.com/band/2012/01_fleetfoxes/index.php


２）ベイルート
彼も本当に超待望の来日！！！！そもそもデビュー当時はあまりの人気にペースがつかめなかったのか、アメリカツアーも挫折すること何度かあり。日本は遠かったので中々機会に恵まれませんでしたが、心身ともに大人になってのようやくの来日！アーケイド・ファイアに、オーウェン・パレットなどのコラボレーターでもあるお手製オーケストラ・ムーブメントの一員でもあり、ブルックリン発ワールド・ミュージック・ムーブメントにも関わり、新世代フォーク・シーンにも関係があるという、今起きている全てのシーンが集約されているようで、それぞれと適度な距離感がある、独自な位置を確立しているザック・コンドン。思い切りかわいい顔なのも人気の秘密ですが、若くして才能が溢れ、好きなことをやってみたらそれが成功してしまったという過去の作品から今作では、自己アイデンティティのクライシスに一旦落ちたような、そこから自分を自分で定義しなくはいけなかった作品だったことがポイントかと。フレンチホーンにウクレレ、とにかくライブ体験が特別なものであることは間違いないですので是非！（チケットはもうないのかも？）。両腕の手首にカッコいいフレンチホーンの入れ墨がありますので、気が向いたら見てみてください。今回は何人連れて来るんでしょうね？


ベイルート原点。古いですが、ストリートで行われたTake awayショー：http://en.blogotheque.net/2007/09/11/beirut-en/


来日情報：http://www.contrarede.com/special/beirut_2.html


３）St Vincent
今回のステージはこれまで使ってなかった要素を使って、難しいパズルに挑戦したような、レベルアップの内容。ライティングがとにかく美しく凝っていて、より洗練を目指したということを象徴。服もどこかモード系の黒に変わったのも、そのアルバムの内容、ライブの内容の表れなのではと。


ツアーの模様がバンドのウェブサイトにたくさんアップされています。http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=SklMVcmuFYo


st. vincent twitter : https://twitter.com/#!/st_vincent
来日情報：http://www.creativeman.co.jp/artist/2012/01vincent/


しかしアーケイド・ファイアは来なかったんだなあ……。それとBon Iverにも是非来ていただきたいです！


というわけで、今年も勝手なことばかり書いてきましたが、読んでくださった方本当に本当にありがとうございました！よいお年をお迎えください。