毎年恒例パティ・スミスNY年越しライブにマイケル・スタイプ

毎年恒例パティ・スミスNY年越しライブにマイケル・スタイプ

NYでは毎年恒例、パティ・スミスの年越しライブに今回マイケル・スタイプが飛び入りしました。
http://www.youtube.com/watch?v=XqiRHXgmcQs


マイケル・スタイプは、「ある人にリクエストされたのでやって来ました」と言い、R.E.M.時代もカバーしていた、"Wichita Lineman"を歌いました。「この歌を、すべての人の2012年の夢に捧げます」と言って(涙)。相変わらずじーんとするコメントを発する人です。


パティ・スミスはこの年越しライブをNYで14年間やってきたのですが、実は、今回で一旦終わらせると発表。とりわけ特別なライブだったので、マイケルを呼んだのかもです。


年越しを祝う目的以外に、12月30日はパティ・スミスの誕生日でもあり、ライブは大抵12月29ー31日の3日間にわたり行われてきました。会場のバワリーボールルームはキャパ600人ですが、毎回ソールドアウト。つまり、人気がなくなったのが今回終了の理由というわけではなくて、今回パティが65歳になったということもあり、一旦区切りをつけたかったからのよう。さらに、ステージ上ではレニー・ケイが、「場所を変えて年越しライブはいつかやる」と言ったそうなので、企画が復活する可能性も大です。


R.E.M.を解散したマイケル・スタイプの今後についても非常に気になるところですが、実は解散発表後に近所のキャパ200人くらいのライブハウスでもマイケル・スタイプを目撃したことがあります。この日とほぼ同じ格好で若いバンドを見ていました。なので、当分音楽から離れてしまうというものではなくて、R.E.M.ではないところで音楽とは接し続けていくのだと思います。


マイケル・スタイプの2012年の夢は何なのでしょうね?


というわけで、今年もよろしくお願いいたします!
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