「面白ろすぎてオシッコもらしそう」とスピーチで言ったアデルはさすが!(笑)。#ゴールデン・グローブ


アメリカで、ゴールデン・グローブが日曜日に発表されました。

カットもお世話になっているLA在住の小西未来君もハリウッド外国人記者のメンバーなので、清き一票を投じております!

それで、ハイライトはいくつもあったので順番に紹介しますが、まず何より、ハリウッドのトップスターが集まったこの場所に登場した部外者とも言えるアデルがあっぱれで改めて感動しました。

スピーチの映像はこちら。

『スカイフォール』のテーマソングで堂々最優秀オリジナル・ソングを受賞したのですが、そこでまず、ダニエル・クレイグとハイファイブがカッコ良くて、さらに、ステージに上がって、「オーマイガーッド」と言ったんだけど、その言い方がもうかしこまった他のハリウッドスターとはまるで違って下町のお姉ちゃん丸出しで素敵過ぎ! 全体的に緊迫したムードを一気に明るく和らげてくれました。

それでその後、「全然こんなのもらえると思ってなかったのに。本当にありがとう!」と言うのですが、その直後に映る惜しくも破れたテイラー・スウィフトの悔しさが隠しきれない顔必見です! 2:16あたり!

「なんか本当にこの場に呼んでもらえるなんて不思議な感じなんだけど、でも本当に招待してくれてありがとう。(授賞式が)あまりにも面白くてさっきからずっとオシッコもらしそうになってるの、ガハハ〜」とまで言ったので、ここで会場爆笑! オシッコもらしそうは、テイラー・スウィフトには絶対言えません! 一応着ていたドレスはバーバリーだったそうですが(笑)。

「それからハリウッド外国人記者のみなさんありがとう。そんな言葉を言う日が来るとは思わなかったわ」と。それから色々な人にお礼を言って最後に、「この曲をやったほうがいいと説得してくれた私のボーイフレンドとかわいい息子へ感謝します」と言って締めくくりました。

アデルは、当初この曲を書くのを断ったそうですが、脚本があまりに素晴らしくて承諾したとのことです。

『スカイフォール』はこちらから。映画を観た方はこの音楽がどれだけ素晴らしい映像とともに使われていたのかをもう観たのではと思います。観てない方是非劇場で!

ちなみに、『007』のテーマ曲がゴールデン・グローブを受賞するのはこれが初めてとのことです。

部外者だろうとなんだろうと、常に自分らしく、場を一瞬で引きつけてしまうアデルの存在感とカリスマ性ととてつもないチャーミングな人柄が、今回のスピーチにも思いきり表れていたと思います。

アデルと、『スカイフォール』、おめでとうございます!
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