ROTH BART BARON、ツアーファイナル


新代田FEVERにて、ROTH BART BARONのアルバム・ツアーのファイナル。
ラインナップはロットのほか、Ykiki Beat、テト・ペッテンソン、Taiko Super Kicks。

素朴だけどウィットがあってまっすぐだけどヒネりも効いている純正トーキョー・オルタナ=Taiko Super Kicks、
木琴やらリコーダーやら空き缶やらで超ローファイな音を奏でつつそこに歌謡曲メロディが乗る摩訶不思議バンド=テト・ペッテンソン、
前回よりも大きなハコで曲の「大きさ」が改めて実感できたYkiki Beat(やっぱりこのバンドすげえ)、
それぞれのバンドが自分たちのスタイルを見せつけるなか、最後に登場したロット、圧巻だった。

僕がこのバンドを観たのは『ロットバルトバロンの氷河期』のリリース前で、ツアーを回って明らかに演奏も歌もパワーを増していた。
線が細いファルセットなのにグッサリ刺さるヴォーカル、透明なのに迫力のあるバンドサウンド。
それをバックに、曲の描き出す風景が鮮やかに広がるようなライヴだった。

12月18日には渋谷WWWでワンマン!