パスピエ武道館、レーザーに羽衣に狐の面、おまけにでっかい銅鑼がドーン!

パスピエ武道館、レーザーに羽衣に狐の面、おまけにでっかい銅鑼がドーン!
とまあ、盛りだくさんだったわけですが、パスピエ日本武道館単独公演「GOKURAKU」、すばらしく感動的なライヴだった。

セットリストも演出も出し惜しみなし、という意味ではまさに極楽気分の一大エンターテインメントだったし、大胡田なつきの衣装チェンジしてダンサーを携えて再登場したり、成田ハネダが小さなキーボード提げてステージの端から端まで歩き回ったり、見たことのないパスピエをたくさん見ることができたけど、僕が感動したのは、そんな派手なショウの中でパスピエがどこまでも生身だったところだ。今日のパスピエは今まで観てきた中でいちばん人間臭くて距離が近かったような気がする。

成ハネの描いた物語がメンバー5人の夢になって、現実化したのが今日のライヴだった。本編の最後にやった“素顔”、個人的に『娑婆ラバ』でいちばん好きな曲だけど、《素顔は見せずに 誰が為の歌を》という歌を歌う大胡田はものすごく「素顔」だったと思う。
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