今日、渋谷WWWで開催されたスペースシャワー列伝、第131巻。
出演はIvy to Fraudulent Game、Halo at 四畳半、yonige、Shout it
Outに加えて、アコースティックアクトとしてラブリーサマーちゃん。
もちろん全部観たかったが、どうしても無理で、せめても……とyonigeとIvy to Fraudulent Gameだけ観に行ってきた。
どっちのバンドもライブ観るのは本当に久しぶりで、まあ、こういう勢いのあるバンドにはよくあることなのだが、爆発的に進化していた。
yonigeはささくれだって突っ張っているのは前からだけど、そこにはっきりとコミュニケーションを求める思いが宿っていて、それが要するに牛丸の言うところの「かたつむりになりたい(けどなれない)」ということだと思うんだけど、それがとてもリアルで切実だった。女子であることと徹底的に向き合った結果、人間の本質みたいなものに近づいている感じ。
一方Ivyは出てきた瞬間からフロアの空気を変えるオーラを放っていた。ロックバンドとしてのプライドをごうごうと燃やしながら、客に喧嘩を売るような素振りを見せつつ誰よりも熱く抱きしめる、そんなライブ。ときどき不敵に笑う寺口の表情がヤバかった。演奏がよくなったとか歌に迫力が増したとかいうよりも、男としてタフになっているような印象を受けた。
そのあとHalo at 四畳半が始まったあたりで、後ろ髪を引かれまくりながら帰ってきました。残念……。
スペシャ列伝でyonigeとIvy to Fraudulent Gameを観た
2016.07.06 23:05