4年ぶりのアルバム『モダン・ブルース』をリリースしたザ・ウォーターボーイズが、一夜だけの来日公演を渋谷クラブクアトロで行う。今日は、超名曲“ホール・オブ・ザ・ムーン”に相応しく、ほぼ満月(正確には土曜日でしたが)。90年代、ソロ名義での来日公演をクアトロで観たのだが、まさに「伝説の吟遊詩人」を目撃したように感動したのを覚えている。現役感ばりばりのバンドでのライブ、きっと素晴らしいんだろうな…。
ちなみに、ウォーターボーイズと聞いて「DK(男子高校生)がシンクロナイズドスイミングに奮闘する映画?」と思う人も多いかもしれないが、80年代UKバンドとして日本でも人気が高く、今なお様々なアーティストにリスペクトされているのでご注意を。
ガス・ヴァン・サント監督『グッド・ウィル・ハンティング-旅立ち-』のサントラには、“フィッッシャーマンズ・ブルース”が収録。アカデミー賞音楽賞にノミネートされたエリオット・スミスの“ミス・ミザリー”の印象が強烈だが、彼らの楽曲はガス・ヴァン・サントの世界にもぴったりですよ。(井上貴子)
ウォーターボーイズ、今夜は一夜限りの来日公演
2015.04.06 18:35