エモ×パンク×シューゲイザーの化学反応でインディシーンの注目を集めるHotline TNT。知られざるバンド結成秘話と誰もが頭を揺らすキャッチーなギターリフの源とは?

エモ×パンク×シューゲイザーの化学反応でインディシーンの注目を集めるHotline TNT。知られざるバンド結成秘話と誰もが頭を揺らすキャッチーなギターリフの源とは? - ロッキング・オン 3月号 中面ロッキング・オン 3月号 中面

【今月の気になるあいつ】Hotline TNT

数々のフレッシュな才能が生まれ続けるUSインディシーンで、今もっとも熱い注目を集める存在。ウィル・アンダーソンを中心とし、インディロック/シューゲイズ/ハードコア/パワーポップといったジャンルが渾然一体となったサウンドが話題沸騰。最新アルバム『Cartwheel』(2023年)で世界へ、その才能を正当にアピールした。初来日となる日本ツアーは、2月からスタート。27日(京都)、28日(大阪)、3月1日(名古屋)、2日&3日(東京)での公演を予定している。


現在発売中のロッキング・オン3月号では、「気になるあいつ」にてHotline TNTを掲載しています。本記事の一部をご紹介。



●Hotline TNTを結成したいきさつは?
「当時、カナダに約10年間住んでいたんだけど、ビザが切れたんだ。ちょうどバンドメンバーもそれぞれの道を歩み始めた時期で、自分もこれを機に音楽活動は一切やめて教師の道に進もうかなと思ってアメリカに戻り、地元のミネアポリスに引っ越したんだよね。ただ、自分の心の奥底にまだまだ書きたいギターリフが湧いてきてくすぶってるのを感じてたんで、そこから徐々に友人の手を借りながら音楽を再開した。結局、ギターを手放すことはできなかったわけさ。結果、Hotline TNTで初めて音楽で生計を立てられるようになったよ。それは今まで自分がやってきたバンドとの決定的な違いだね。それまではバンド一本で食っていこうなんて考えたこともなかったし。ただ、このバンドを初めてからメンバー全員が自分と同じくらいコミットしてて、年がら年中ツアーをする生活も厭わないし、みんなの気持ちがひとつに揃ってるとは思う」

●ミネアポリスって音楽の聖地ですけど、地元の音楽シーンから影響を受けていますか? それともカナダの音楽シーンのほうが親近感がありますか?
「断然ミネアポリスの音楽への思い入れのほうが強いよ。ずっとカナダに長く住んでたのもあって、故郷を離れている間に地元に愛着が湧いてきて。それこそ80年代のパンクやハードコアを中心に、ハスカー・ドゥやリプレイスメンツにのめり込んでいったし、あるいは子供の頃はプリンスの大ファンだったし、本当に音楽的歴史が豊かな街で、いまでもものすごく愛着を感じてる」

●エモ+パンク+シューゲイズといったような独自の音楽性には、どういった背景で辿り着いたのでしょうか?
「自分でもどうしてこの音楽に至ったのか謎なんだ(笑)。ただ自分の好きな音を鍋の中に全部ブッ込んで、かき混ぜたらいつの間にかこのような料理ができていた(笑)。まさに自分がこれまで影響を受けた音楽のごった煮状態。試行錯誤の上に辿り着いた音とかでは一切ない」


続きは、『ロッキング・オン』3月号で! ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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