オープニング曲“アイ・エグゼイル”を筆頭に、“If Rah”“Ova Nova”、中盤以降も“Low Burn”“Nylon Strung”を披露し、ニュー・アルバム『バーバラ・バーバラ・ウィ・フェイス・ア・シャイニング・フューチャー』の世界感もきっちり聴かせつつ、みんなが大好きな代表曲で会場を沸騰させていく絶妙なセットリスト。
ダンスフロアと化した武道館は、新鮮で不思議な光景だった。
イーノの実験性や冒険心を、EDMのポップでポジティヴな享楽性へとつないだ、とんでもない発明だと、改めて感じさせる素晴らしい集大成的ライヴだった。(井上貴子)