キースとスティーヴ・ジョーダンによる2019年リマスター音源によって、作品の豊潤な魅力が新鮮な驚きととも鳴っていて本当に病みつきになり、週末ずっと聴いてます。
そして先日お伝えした通り、明日発売のロッキング・オン5月号では、なんとキースの日本で唯一の独占インタビューに成功!!! 夢のような事態に編集部一同湧き上がったが、何より一番興奮したのはキースから直電を受けた通訳の高見展さん(インタビュアーは大鷹俊一さん)。その詳しい一部始終はこちら↓
インタビューで、キースは初のソロに踏み出した理由を以下のように語っているが、
そもそもスティーヴ・ジョーダンとがっちり組んだ理由が、チャーリー・ワッツに前からすすめられていたからだそうで、「俺はいつも言いつけを守る男なんだよ」という答えが彼らしくて最高。ストーンズが2,3年は活動しないのがわかってきたってことがあったんだね。で、俺にとってはなにもすることがないっていうのは一番よくないことなんだよ(笑)
それから即座に集めたバンド、ザ・エクスペンシヴ・ワイノーズについての発言も興味深い。
俺にとってはワイノーズを招集した時、妙な手応えがあったんだよ。それはストーンズが始まりかけてた時と同じ感触だったんだ。
さすがキース!本当に名言だらけの読み応えのある、そしてキースのことをもっともっと好きになる記事なので、30周年盤アルバムもちろんのこと、インタビューもお見逃しなく。
日本人にとっては、1988年=昭和から平成の変わり目の3ヵ月前にリリースされた本作が、またもや元号の変わり目に新たに甦るというのもなんとなく面白い。(井上貴子)
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