セント・ポール&ザ・ブロークン・ボーンズに取材した! 熱いショウマンシップはとどまることを知らず。溢れるプロレス愛も痛快だった
2019.05.08 14:00
2014年リリースのデビュー作『ハーフ・ザ・シティー』にて、ソウル・ファンク好きのメディアやリスナーからの支持を集め、その後も着々と大型フェスへの出演、セカンドからサードへのアルバム・リリースと順調なキャリアを驀進中なのが、米アラバマ出身の8人組ソウル・ファンク・バンド:セント・ポール&ザ・ブロークン・ボーンズ。
3rdアルバム『ヤング・シック・カメリア』の日本盤リリースのタイミングで敢行された初の単独来日ツアーの楽屋で、バンドのフロントマン、セント・ポールことポール・ジェーンウェイを直撃しました!
写真が物語る様にとってもフレンドリーな面持ちで、「今、ここにいる人達といい時間を過ごしたい」という気持ち――生粋のショウマンシップをひしひしと感じさせてくれ、インタビューの持ち時間はあっという間に過ぎ去りました。
敬虔なクリスチャン家庭に育ち宣教師を志していた少年時代、8人組という大所帯バンドが生まれるまでの物語、理想の歌い手としてリスペクトするマーヴィン・ゲイやプリンス、フレディ・マーキュリーたちへの想い、かと思えば、パフォーマーとして大きく影響を受けたという日本のプロレスについての“愛”(ポールが着ているのは、新日本プロレスのウェア・サポートを行うSOUL SPORTSの一着)などなど。硬軟織り交ぜたトピックを、熱く楽しく語り尽くしてくれたポールでした。
取材後に観覧したライブでは、のっけからパワフルそのもののショウマンシップで会場を包み込み、終盤は会場全体がスタンディング~手拍子&喝采を贈るまでに! その熱気は、アンコールが終わってメンバー全員が舞台から降りた後も、しばらくは会場全体を包み込んでいたほどです。
アラバマ・シェイクスのベン・タナー(Key)も絶賛するサウンド、そして、それを生み出したポール・ジェーンウェイという音楽人の人生の光と影、是非『ロッキング・オン』をご一読ください!(伊藤哲)
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