ロッキング・オン最新12月号は、もうお楽しみいただけましたか? 今回の特集では、2020年10月6日、あまりにも早くこの世を去った、ギター・ヒーロー=エディ・ヴァン・ヘイレンにスポットライトを当てました。
世界の度肝を抜いたエディのギター・スキルはもちろん、ハードなギタープレイの中で見せる明るく弾けるような笑顔は、世代を超えて多くの人々を魅了。
ハードロックという枠を軽々飛び超えて、天文学的な数の音楽ファンから愛されたエディの42ページにわたる特集では、彼が初めて取材に答えたという1978年、そしてヴァン・ヘイレン絶頂期1988年の2本のインタビュー記事を掲載しました。
インタビューの中で、エディはこう語ります。
「ロックンロール、僕はそれしか知らない。みんなは学校行って生活のために働いてるけど、本当はロック・スターになりたいみたいだ。僕はそんなものになりたいなんて一度も思わなかった。『ギターを弾くのが大好きなんだ、ロックしたい』、ただそれだけ」
エバーグリーンな輝きを放つロックンロール魂があふれた発言の数々が、エディのギター・プレイさながら速射砲のように小気味よく繰り出されるインタビューは、まさに一読の価値ありです。
さらに、「ヴァン・ヘイレンとは何だったのか?」と題した徹底論考、全14作品の完全ディスコグラフィー、そして1978年から2013年までの来日公演を振り返るメモリアル・レポートで、アメリカン・ハードロックの王者の足跡を辿ります。
彼らの軌跡がぎゅっと詰まった永久保存版な一冊には、ブルース・スプリングスティーンやボン・ジョヴィ、さらにAC/DCアンガス・ヤングのインタビューも掲載。US系の王道ロック好きの方には堪らない内容です。
そしてもちろんレディオヘッド、ゴリラズ、U2、ビリー・アイリッシュなど、ロッキング・オンならではの必読コンテンツも満載です。
おかげさまで発売1週間にして本当に爆発的な売上となっていますので、売り切れる前にお近くの書店やネット書店へお立ち寄りを。
多くの人の心に輝き続けるであろうエディの笑顔と彼が遺した音楽に思いを馳せながら、ぜひ手にとってみてください。(新井穂奈美)
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