アーロン・デスナーとジャスティン・ヴァーノンによる米音楽界最高峰の奇才タッグ=ビッグ・レッド・マシーン。テイラー・スウィフトやフリート・フォクシーズを招き、メジャーとインディの境界点を突破した理想の2ndアルバムを語る!

アーロン・デスナーとジャスティン・ヴァーノンによる米音楽界最高峰の奇才タッグ=ビッグ・レッド・マシーン。テイラー・スウィフトやフリート・フォクシーズを招き、メジャーとインディの境界点を突破した理想の2ndアルバムを語る!

「不安とか恐怖感が、愛する、愛されたいという思いと衝突する。それって、大人になる上で大部分を占めるよね。目が覚めたら不安や恐怖に襲われる。自分でもわからない不確かさがある。人から拒否される恐怖とか、子供の頃のイノセンスを喪失して大人になるからこその不安がある」


ビッグ・レッド・マシーンの2作目となる『ハウ・ロング・ドゥ・ユー・シンク・イッツ・ゴナ・ラスト?』では、なんとザ・ナショナルボン・イヴェールと、フリート・フォクシーズのコラボが実現している。USインディ・シーンを代表するアーティストが結集した10年に一度の夢が叶ったような最高のプロジェクトだが、その上異色のポップスター、テイラー・スウィフトまで参加しているのだ。彼女の『フォークロア』と『エヴァ―モア』を今プロジェクトの中心人物アーロン・デスナーと作ったのでこれ以上ないくらい自然な流れでもある。インディではその位置を確立しているアーロンとジャスティン・バーノンが、実験性、コラボを追求して始まったこのプロジェクトだ。

今回は傑作を作ったばかりのアーティスト達が新たなケミストリーで、これまでにないサウンドを生み出した理想的で驚異的なクオリティの作品が完成している。イノンセスの喪失をテーマとし、とてつもなくメランコリーでエモーショナルで、永遠にここにいたくなるような心に寄り添う極上の場所、作品を生み出しているのだ。コロナ禍に誰より生産性が高かった「時の人」アーロン・デスナーに訊いた。(中村明美)



ビッグ・レッド・マシーンの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』9月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

アーロン・デスナーとジャスティン・ヴァーノンによる米音楽界最高峰の奇才タッグ=ビッグ・レッド・マシーン。テイラー・スウィフトやフリート・フォクシーズを招き、メジャーとインディの境界点を突破した理想の2ndアルバムを語る! - 『rockin'on』2021年9月号『rockin'on』2021年9月号

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