現在発売中のロッキング・オン4月号では、フランツ・フェルディナンドのインタビューを掲載!
以下、本インタビューのリード文より。
「いいアルバムが好きなんだよ。もちろんSpotifyの存在は知っているし、好きなようにプレイリストを作れるのも知ってるけど、我々があなたのために選んだもの以上にはなりませんよっていう(笑)」(アレックス)
フランツ・フェルディナンド初のベスト・アルバム『ヒッツ・トゥ・ザ・ヘッド』はまさにタイトルどおり、イントロが流れた瞬間にガツンと一撃必中のポップ・ソング、アンセムのみをぎゅっと凝縮したベスト・アルバムらしいベスト・アルバムに仕上がっている。
彼らの歴代ヒット曲のコンパイルは、結果的にフランツのバンド哲学そのものを改めて深く刻む作業であったと感じる。彼らは常にユニークで、オリジナルで、踊れるポップ・ソングを作ることに全精力を傾けてきたバンドであり、どんなに歪でマニアックで奇抜なアイデアであってもポップになり得るということを証明し続けたのが、彼らの20年だからだ。
昨年にはポール・トムソン(Dr)の脱退と初女性メンバー、オードリー・テイト(Dr)の加入という新局面もあったが、本作収録の新曲“ビリー・グッドバイ”と“キュリオス”が錚々たる名曲群と遜色ないフランツ節全開のアンセムに仕上がっていることからも、彼らの哲学の揺るぎなさが窺えるはずだ。(粉川しの)
フランツ・フェルディナンドの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』4月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。