現在発売中のロッキング・オン4月号では、ブロンドシェルのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「90年代のあの時代のグランジがガンガンに響くんだよ。
一切薄めてない感じ。とりあえず今この瞬間、自分の胸の内にあるものを一切合切ぶちまける、しかも大量のギターと共に!みたいな、あのノリ」
●『ブロンドシェル』には90’sオルタナティブからの影響が色濃く反映されていますが、90年代はリアルタイムではないですよね。なぜあの時代の音楽が刺さったんでしょうか。
「グランジってもはやアメリカのカルチャーの重要な一部なんだよね。“スメルズ・ライク・ティーン・スピリット”にしろ“セレブリティ・スキン”にしろ、それこそラジオだのテレビだの映画だので、子供の頃から普通に耳にしてたし、アメリカに暮らしてたら日常的に接する曲だから。ただ、自分が子供の頃に聴いてたときは全然刺さらなかったんだよね。でも、自分が大人になるにつれて怒りだの何だの感情的にワーッと押し潰されることがあまりにも多すぎたから。グランジって要するに自分の感情を抑えつけない、それがどんなに始末に負えない感情だとしても。子供の頃はそんな感情のはけ口なんて必要としてなかった。それが大人になるにつれてただ能天気な子供ではいられなくなった。だから、グランジみたいな音楽が必要になったんだよ」
●中でも自分の中の痛みや怒りに最もヒットした曲は?
「ホールの『リヴ・スルー・ディス』全曲! あのアルバムのすべての曲がまさに自分。ニルヴァーナも全曲だし。とにかく90年代のあの時代のグランジがガンガンに響くんだよ。一切薄めてない感じ。いったん気持ちを落ち着けてから考えましょう、とか全然ないの。とりあえず今この瞬間、自分の胸の内にあるものを一切合切ぶちまける、しかも大量のギターと共に!みたいな、あのノリ」
(以下、本誌記事へ続く)
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