カサビアン、デビュー20周年の黄金期が到来! 爆発するテンションとエネルギーが再び世界を撃つ新作『ハプニングス』と日本との強い絆をサージが語る

カサビアン、デビュー20周年の黄金期が到来! 爆発するテンションとエネルギーが再び世界を撃つ新作『ハプニングス』と日本との強い絆をサージが語る - rockin'on 2024年8月号 中面rockin'on 2024年8月号 中面

現在発売中のロッキング・オン8月号では、カサビアンのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。



「22年のソニックマニアは、マジで最高だった!
『俺がキース・リチャーズな!』的なノリでずっとやってたのが、『えっ?! 今から俺がミック・ジャガー?』的な(笑)」


これほど隅々まで高揚感に満ちたカサビアンのアルバムも久しぶりではないかと思います。これはあなたの現在のモードが反映されていると解釈してもよろしいでしょうか?

「ハイハイ、もうマジで、そこに関してはね!……なんつうか、これって要するに自分の人生のスナップ写真みたいなもんだから。これまで出したすべてのアルバムに関して、それこそファーストの『カサビアン』、セカンドの『エンパイア』から今に至るまで、自分たちのこれまでの作品を全部並べてみたら、そのときどきで自分が何を考えててどういう精神状態にあったのか、傍から見ても手に取るようにわかる。そこからの前回の『ジ・アルケミスツ・ユーフォリア」なわけでさ…… あのアルバムを引っ提げて世界中をツアーして、バンドにとってまさに受難みたいな時期の真っ只中にありながらも、どうにかこうにか必死で乗り越えようと、自分たちの音楽を届けようと、新たなファンにも伝わるように熱っついテンションを抱えてやってた時期なわけさ。スタジオに戻ってからも、ライブのその余韻である喜びや興奮が冷めやらなくて……今回の『ハプニングス」に関しては色彩爆発!みたいな感じ。完全にライブありきの設定で作られてる。それをそのまま今回の音に還をさせたかったわけだよ」

●本作の印象として、まず何と言ってもフィジカルですよね。肉体的でアッパーなダンスミュージックの要素がいつも以上に強く感じられて。

「いいね、今の表現はマジでいい! いや、でも、わかるわー!……フィジカルにして、肉体と直結してるっていうね。それは自分がステージに立ってあっちこっち動きまわるようになったところから獲得した収稚物でもある。ステージの上で自分を焚きつけてくれるような曲でなきゃ太刀打ちできないわけで、自分が堂々と誇りに思えて、かつ観客が自然とワーッと沸き上がる曲を持ってこないとエンジンかかんないんだよ! それこそキャラになりきるつもりで、それこそ、こう、こうよ(マイク片手に揺れてるアクション) 、マジでこんな感じで動いて、その動きがひょっとして自分の歌い方にも身体レベルで作用して、それが曲のフローなりアティチュードなりにも影響してるのかもね……とりあえず高楊感のある歓喜に満ちた作品になってることは間違いない。しかも、この奇妙にしておかしな時代においてだよ」
(以下、本誌記事へ続く)



カサビアンの記事の続きは、現在発売中の『ロッキング・オン』8月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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