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    HIGH PLACESのジャケが改めてキモい

    HIGH PLACESのジャケが改めてキモい

    5月19日にようやく日本盤がリリースされる
    ハイ・プレイセズのセカンド『VS MANKIND』。
    まあ、ファースト『HIGH PLACES』もそうでしたが、ジャケが気持ち悪い。
    空にぽわーんと顔が浮かんでいた前作とは打って変わって、これ、苔ですかね。
    パッと見、緑でキレーイとか思うんですが、近くで見るとぎょっとする。
    『VS MANKIND』というタイトルからすると、
    グリーンモンスとかビオランテとか、そういうイメージだろうか。

    PCのディスプレイではそうでもないけれど、
    実際に紙ジャケのツヤツヤ具合がいっそうその不気味さを引き立てる。
    ジャケットの内側も相当なもん。前作のアートワークより圧倒的に好きです。

    こんなジャケなのに、音のほうは浮遊感たっぷりで軽快なのがいい。
    前作にも増してふわふわしていて、しかも音の粒立ちがはっきりしているので
    軽やかに聴きとおせるアルバムになっている。
    日本盤は一昨年渋谷O-nestでやった一夜かぎりの来日公演を収録した
    DVDがついた2枚組。この来日公演、僕も行ったが、
    直前に急遽決まって、夜遅い時間にいきなりバンドが登場して、
    風のように去っていくという、すべてが夢のようなライヴだった。(小川)
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