来年2011年をもって退役が決まっているスペースシャトル。
今年11月のディスカバリー（STS-133）、そして来年2月のエンデバー（STS-134）
の飛行で打ち止めとなるのだが、
それにあわせてNASAがちょっと面白いことをやっている。
「SPACE ROCK」と題されたそれは、上記2つのミッションで使用する
目覚まし用の音楽を決めるというもの。

STS-133用の目覚まし曲は、過去のミッションで使用された楽曲への
投票をやって、ベスト2に選ばれたものが実際に使われるという。
U2の“ビューティフル・デイズ”とかステッペンウルフ“マジック・カーペット・ライド”とか。
リスト見てるだけでも面白い。

STS-134、つまり来年2月のラスト・ミッションについては、
なんと楽曲を公募して、選ばれた曲が実際に宇宙で流されるんだとか。
MP3形式でアップロード、審査を経て選ばれたファイナリストのなかから、
投票で使用曲が決定するらしい。
いろいろルールがあって、「人類の宇宙飛行に関係していること」
が選考基準になる、とも書いてある。

このウェブサイト、ほかのコンテンツもいろいろ面白くて、
いきなり『スターウォーズ』風のイントロが出てきたりして面食らうのだが、
このコンテストへの国別の参加状況を一覧できる「Participation Map」を見ると、
日本からもすでに1曲エントリーされている。

↓ここから
https://songcontest.nasa.gov/

写真はとくに関係ありませんが、
スペースつながりで『スペース・オディティ』。（小川）