昨日のことですが、クリエイションレコーズのドキュメンタリー、『アップサイド・ダウン クリエイションレコーズ・ストーリー』の試写会に行ってきた。
内容は、これまでにもロンドンコレポン・児島が報じておりますが(↓)
http://ro69.jp/blog/kojima/42063
アラン・マッギーとボビー・ギレスピーとの友情inグラスゴーから始まり、レーベルの立ち上げ、ジザメリをはじめとする所属アクトがシーンをひっくり返した様子、『スクリーマデリカ』の大ヒット、パーティー&ドラッグ三昧の毎日に、オアシスの登場、そしてレーベルの閉鎖。
アラン本人と共同経営者のジョー・フォスター、レーベルまわりの当時のスタッフはもちろん、ノエル・ギャラガー、ボビー・ギレスピー、ジム・リード、ケヴィン・シールズ、ノーマン・ブレイク、グリフ・リース、アンディ・ベル、マーク・ガードナーなどなど錚々たる面々の今昔が、彼ら自身の言葉で描かれていく。それぞれが抱える思いと出来事がクリエイションの名曲とともに矢継ぎ早に繰り出されていくさまはとにかく格好いい!のひと言だった。当たり前だけど作られた感の一切ない、甘ったるいけど無鉄砲で攻撃的なDIY精神がもたらすかっこよさ。インディの純潔を貫くために必要なのは、ただひとつ、「続けないこと」であったという、儚いからこそのピュアさをしみじみ感じました。(羽鳥)