今日は、渋谷クアトロでフィーダーのワンマン!
オープニング・アクトがthe HIATUSの細美武士ソロ・ライヴということで、週末のナノムゲンでは出演日違いで惜しくも果たせなかった両者のコラボが観られるプレミア・ライヴだったわけだけど、とにかく全てが期待以上だった。
アコギで、普段着っぽいチェックのシャツで、いかにも「オフ」なモードでステージに現れながら、1曲めから"レット・イット・ビー"をかまして、カバー曲、エルレガーデンの曲、the HIATUSの曲、さらに新曲と、縦横無
尽なセットリストでめちゃくちゃ盛り上げた細美武士。
ちなみにやったカバー曲は、ウィーザーの"バタフライ"、スティングの"ラシアンズ"、ジミヘンの"リトル・ウィング"。
そしてフィーダーが登場すると、1曲目"フィーリング・ア・モーメント"から猛烈な盛り上がりで、本当にラストまであっという間だった。
ベースのタカさんいわく、実はナノムゲンのステージでは機材トラブル連発でテンパッていたらしく、そのリベンジさながらに気合十分で爆音をビシビシと炸裂させていく。
そして、もちろんアルバムのボートラで実現していた"ジェネレーション・フリークショウ"のグラントと細美のヴォーカル・コラボがステージで実現して、アンコールのラストは去年のフジ・ロックを再現するような、ニルヴァーナの"ブリード"が再び鳴ったのだった。
ロッキング・オンの6月号では、グラントと細美武士のふたりでこれまでの彼らの交流を振り返るような対談をやってもらったんだけど、それをさらに一歩前進させるような形で、今日のステージを目撃できて実に嬉しかった。
そして10月にはフィーダーとthe HIATUSのダブル・ヘッドライン・ツアーの詳細も発表!
今回はクアトロのサイズで観るには(もちろんパンパンだったけど)贅沢すぎるショウだったけど、次回は新木場スタジオ・コーストで、どんだけハイ・スケールなステージになるんだろうか。(松村)