HostessClubWeekender。そしてヴァンパイア・ウィークエンド新曲!


遅ればせながらですみません。
先週末はHostess Club Weekenderでした。

恵比寿ガーデンホールで行われた前2回と比べると、初日:ダイナソーJr.、2日目:サーストン・ムーアという各日のトリにも表れているように、今回はUSオルタナ寄りのラインナップ。
初日のザ・ウォー・オン・ドラッグスは、「ライブが凄い」という前評判に違わず、いや、期待以上に格好良かった!
日本で観られる可能性はもともとかなり低いアーティストだけに、こうした場で見られるのは嬉しい。
元メンバーでこちらも「現代のニール・ヤング」という呼び声も高いカート・ヴァイルも次は観たい!
ダイナソーJr.は、所狭しとマーシャルが積み上げられているのを見るだけでもやはり上がる。
私達が「ダイナソーJr.」と聞いて想像するとおりの音が一昨日も鳴っていて、感激だった。

2日目は、これまたライブの評判がすごくいいエフタークラングが特によかったです。
4ADからの最新作『ピラミダ』は、クラシックの要素やコーラスetcとエレクトロニック・ミュージックの邂逅が、おそらくこういうことをやっているインディ・バンドにとっての理想系だと思うのですが、それがライブにもきっちりと表れていた。
それでいて、美意識だけに偏らないところもよかった。
そしてサーストン・ムーアももちろん、超絶に格好良かったです。
ノイズ・ポップとかアヴァンギャルドって、言うのは簡単だし、じつはスマートなポップ・ミュージックよりも、やるの「だけ」は簡単。
どうポップ・アートとして成立させるかは本当に至難の業だと思うが、さすがサーストンだった。
しかも、レコードでもライブでもそれをやってのけるのは天晴れ。

会場でもアナウンスされていましたが、次回はヴァンパイア・ウィークエンド、ウルトライスタ、ラ・ラ・ライオットの出演が発表されています。
2/2(土)と2/3(日)。楽しみ。というわけで、ヴァンパイア・ウィークエンドが新曲を『ジミー・キメル』の番組で披露してます。
http://www.youtube.com/watch?v=xSeKa8VVWdM
まだの方はぜひ。(羽鳥)
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