ザ・ローリング・ストーンズ50周年を記念して制作されたドキュメンタリー映画『クロスファイアー・ハリケーン』を先ほど観てきた。
ロンドンの人気者だったバンドが、瞬く間に世界を制覇し、その後、80年代までの紆余曲折が綴られているのだが、いや〜、まあ、想像できるとおりに満腹感が半端ない作品である。
もちろん既に知っている事実が多いのだが、それを今、改めて振り返ったメンバーたち（ビル・ワイマンとミック・テイラー）のインタヴューは非常に興味深いし（ミック・テイラーの脱退の理由について、見解がバラバラだったり）、観たことのないアーカイヴ・フッテージが使われているのも嬉しい。
特にデビュー当時のフッテージが新鮮で、最初からビートルズに対抗する不良バンドと定められていた彼らにまとっていた荒々しい当時の空気が実によく伝わってくる。
ファンは必見だが、むしろストーンズの魅力をまだ知らない人に観て欲しい。
この後、このようなロック・バンドは２度と現れることはないだろうから。

写真は会場で買った50周年マグカップ。
ついついこういうグッズを買ってしまう。
まさにミック・ジャガーの思惑どおりだろう。
２１００円でした。（内田亮）