ジョーの誕生日ということで、クラッシュのネタをもう1本。

９月にリリースされるザ・クラッシュ究極のボックスセット『SOUND SYSTEM』だが、超嬉しいことにレコード会社からサンプルが届いた。
これ、すごい。
ミック・ジョーンズ、ポール・シムノン、トッパー・ヒードンが自らコンセプトからデザインまで手掛けた、れっきとしたクラッシュのリリースなだけに、パッケージングからしてカッコいい。
ラジカセ型のボックスの中には、これまたメンバー達が自ら手掛けたオリジナル・アルバム５枚のリマスター盤に、未発表曲などがつまったＣＤ３枚、未発表のライヴ映像などを含んだＤＶＤ、そしてポスターやスティッカーが収まっている。
さらに熱くさせるのは、当時のファンジン『ハルマゲドン・タイムズ』の１、２号の復刻と、ポール・シムノンが監修した新刊も入ってること。
これは早速、読んでみたい。
取扱説明書もなぜかあり、様々な言語でそのコンテンツが印字されている。
面白いのは、英語のところは"It's up to you"、日本語では「それはあなた次第です」という、妙に意味深な言葉が述べられていること。
とにかく聴くことはもちろん、見るだけでも楽しめるのがすごい。

このティーザー映像も洒落ている↓。

で、最初に書いたように、この”作品”、そして５枚のリマスター盤をすべて生存のメンバー３人が監修したのがとにかく肝。
どうやら延べ３年もかかったとのこと。
ということで、この一大プロジェクトについて、なんとミック・ジョーンズに直接話を聞きました!!
現在校了作業まっしぐらのロッキング・オン10月号（8月31日発売）に掲載するので、ぜひ！
いやあ、電話での対話だったのだが、受話器の向こうから聞こえてくる”あの声”には興奮しまくり。
短い時間だったけど、英国紳士らしく、丁寧にクラッシュの思い出を話してくれました。
こちらについては、また近いうちに詳しく紹介しまっす。（内田亮）